アライドアーキテクツは2月8日、同社がブロガー向けに運営する「エディタコミュニティ」内にて、バズマーケティングモール「モニタープラザ」のサービスを開始した。
このたびのモニタープラザでは、エディタコミュニティ内にモールを開設。出展企業とブロガーの交流の場を提供し、バズマーケティングを有効に活用したい企業サイドと、情報を求めるブロガーサイドのニーズのマッチングを図る。
バズマーケティングの実施にともなう作業をシステム化することで、初期費用無料、月額5万円(税別)からの低コストでサービスを提供。企業サイドは、おもに大規模なキャンペーンなどで用いられてきたバズマーケティングを、プロモーション手法のひとつとして展開することが可能となる。
また、アライドアーキテクツが培ってきたバズマーケティング機能から、「キャンペーン機能」と「ファンブロガー組織化」を同時に提供する。
キャンペーン機能では、企業サイドの商品サンプルやサービス、イベント、キャンペーンの情報を登録し、コミュニティ内のブロガーに提供。この情報をブロガーが自らのブログで紹介することで、口コミ告知を図る。また、You Tubeなどに登録した画像を、ブロガーを通じて流通させることも可能となる。
ファンブロガー組織化では、キャンペーンなどを通じて集まったブロガーを、その企業のファンブロガーとして、組織化を図る。組織化したブロガーに対し、後のマーケティング活動において繰り返し直接コミュニケーションを行なうことが可能となる。
さらに2月末より、企業のファンブロガーに対し、プレスリリース配信やサンプル配布、アンケートなどのバズマーケティングが可能となる、「リリース機能」の提供を予定している。
アライドアーキテクツでは、モニタープラザのサービスを、製造、小売、出版、映画、航空、旅行、外食など、2、30社からスタート。初年度に約500社への導入、コミュニティ登録会員数20万人を目指す。
今後は、サービスの利便性向上を図るため、月額定額プランに加え、さまざまな手法をパッケージング化した商品開発を進め、提供していく予定。
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