Microsoftが実践する資本主義がどのようなものであれ、それはどうやら順調に機能しているようだ。
Microsoftは米国時間1月24日、売上高163億7000万ドル、利益64億8000万ドル、1株あたり利益は50セントとする第2四半期決算(2007年10月-12月期)を発表した。
アナリストたちは、売上高約160億ドル、1株あたり利益46セントを予想していたが、これは、2007年10月時点でのMicrosoftの予想範囲の中で最も高い水準に位置する値だ。投資家たちも、同社の今後の展望に関する発言および世界経済に対する見方に強い関心を寄せている。
Microsoftの最高執行責任者(COO)であるKevin Turner氏は声明で、「Microsoftは再び好調な年度にあり、2008年に向けて良い流れを保っている」と述べた。「米国では法人客と一般顧客のいずれにおいても需要は引き続き堅調だ、また、Microsoftは新興市場において特に力強い成長を遂げている」(Turner氏)
同社は24日、第3四半期の業績見通しについて、売上高143億〜146億ドル、1株あたり利益約43〜46セントの間とする予想を示した。通期(6月締め)の業績については、売上高599億〜605億ドル、1株あたり利益1.85〜1.88ドルになると予想した。
Microsoftのある幹部は2007年11月、経済の懸念材料が同社の業績に影響を及ぼす兆候は全く見えないと語っていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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