The Foundation Centerによると、米財団法人の寄付総額ランキングの首位は、Bill & Melinda Gates Foundation(2007年だけで28億ドル以上を寄付)だという。しかし、Microsoftの創設者の個人的な慈善活動と、母体企業に関連する活動を行う企業財団のそれとを比較するのは著しく公平性を欠く、と専門家らは指摘する。
CECPのMoore氏は、企業による慈善目的の寄付は法律で課税所得の10%以下に制限されていることを理由に、「GoogleとGates Foundationを比較してもあまり意味はないのではないか」と指摘した。
慈善事業は、従来の方法よりも社会的企業家の枠組みの下で行った方が、成果や利益率に対するモチベーションが高まるという意見もあるだろう。
OnPhilanthropyのRaymond氏は、「われわれは資金を寄付しようとしているのではなく、問題の解決法を模索しているのだ。そして、そのために費用がかかるなら、それを負担しなければならない」とし、さらに「しかしだからといって寛大さに欠けるわけではない。その費用はあくまで問題解決のための費用だからだ」と付け加えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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