Microsoftは米国時間1月15日午後、同社の「Office Excel」の中の、脆弱性があるバージョンが攻撃者の対象になっているとする、セキュリティ勧告を発表した。
勧告は、このセキュリティ脆弱性により影響を受ける製品として「Microsoft Office Excel 2003 Service Pack 2」「Excel Viewer 2003」「Excel 2002」「Excel 2000」および「Microsoft Excel 2004 for Mac」を挙げている。
メールに添付された悪質なファイルを開く、または、悪質なウェブサイトを閲覧するなどした場合、システムが危険にさらされ、リモートコードが勝手に実行される可能性があるという。ユーザーが管理者ユーザーとしての権限を持つことを許可するよう設定されているコンピュータでは、ユーザー権限が少ないコンピュータに比べさらに危険は高まる。
Microsoftでは、今回のセキュリティの脆弱性について現在も調査中としているが、同社のセキュリティブログでは、攻撃は限られたものであり拡散していない模様である、としている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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