基調講演の内容に対する理解が深まるにつれ、AppleによるHD映画レンタルの発表が「Apple TV」と関連して明らかにされたことに気がついた。HD品質のiTunes映画をレンタルするためには、Apple TVを購入する必要があるようだ。PCで(もしくは非Apple製ハードウェアを使用してテレビに転送して)視聴するためにHD品質のiTunes映画をレンタルしたいだけのユーザーは除外されている。そのかわり、Apple TVを購入し、同製品からノートPCやiPodにコンテンツを転送する必要がある。大部分のユーザーがHD映画を視聴したいと思うのは大画面フラットテレビぐらいだ、というのは理解できる。しかし、一方でPCの高解像度スクリーンで十分というユーザーは除外されるようだ。標準の640×480のiTunesビデオ品質はすばらしい、しかし、HDレンタルの選択肢があればなお良い。
みなさんはどう思うだろうか。わたしはなにか見逃しているのだろうか。これは、HDレンタル機能をApple TVに限定し、同製品をより多く販売するための計画なのだろうか。
最新情報:Daring Fireballは、iTunes Storeの新しいサービス規約にある文言を指摘している。
(aa)映画はMacもしくはWindowsコンピュータ(iTunes7.6以上が必要)、iPhone、ビデオ機能を搭載したiPod(iPod touch、iPod nano(第3世代)、iPod classic)、もしくはApple TVを使用するテレビでのみ視聴可能です。ハイディフィニション解像度(HD)映画は、Apple TVを使用するテレビでのみ視聴可能で、Apple TVから直接ダウンロードしなければなりません。映画は同時に1台のデバイスでのみ視聴可能です。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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