自然エネルギー・コムら3社、グリーン電力を使用した映画上映を実施--約25tのCO2を削減

 自然エネルギー・コム、TOHOシネマズ、ギャガ・コミュニケーションズの3社は1月8日、12日公開の映画「アース」を、1月14日に限りグリーン電力で上映すると発表した。

 今回実施されるグリーン電力上映は、TOHOシネマズの10周年記念企画の1つである毎月14日の「TOHOシネマズデイ」および「TOHOシネマズECOプログラム」の一環として計画されたもの。

 劇場を運営するTOHOシネマズと映画の提供元であるギャガ・コミュニケーションズが協同で開発し、グリーン電力証書の発行を行う自然エネルギー・コムが同企画に賛同することで実現した。

 TOHOシネマズは、1日の上映に使用する電力5.4万kWh相当のグリーン電力証書を自然エネルギー・コムから購入することにより、1月14日の上映分をグリーン電力で上映する。実施映画館は、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか35館。

 自然エネルギー・コムによれば、TOHOシネマズが今回の企画で購入するグリーン電力は、杉の木1778本が1年間に吸収する量に相当する約25トンのCO2削減につながるとしている。これは、環境省が「チームマイナス6%」で目標としている1人1日1kgで換算すると、2万5000人分のCO2削減を達成していることになるという。

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