では、さっそく実物を見ていこう。本体以外の付属品は、クリーニング用のクロスと、キャリングポーチ。イヤーピースは、S、M、Lの3種類を用意している。
本体を触る。ヘッドホンのコードがとてもしなやかで心地良い。海外製のハイエンドカナル型ヘッドホンの中には、ゴツゴツとした太いコードが使用されていることも多いが、ATH-CK10いかにもハイエンドな手触り。使う人のことを考えた日本ブランドならではの心配りがにくい。
耳穴へのセットは、通常のインナーイヤーとは逆さまになる。ブッシュを上向きに取り付け、コードは耳の上を通す。ライブなどでアーティストが耳にインナーイヤー型のヘッドホンを挿しているのが見られるが、それと同じ方式だ。激しい動きでもヘッドホンが外れにくいのが特徴だ。
だが、頻繁に付けたり、はめたりするのはすこし面倒。またLRが、黒いハウジング部に黒い浮き文字で書かれているので見にくい。暗いところでは、つけるのに苦労しそうだ。
なお、ATH-CK10のコードには、スライドチューブも装備されている。カナル型ヘッドホンの弱点は、コードがこすれる音が耳に響いてしまうことだが、スライドチューブを首元までスライドしてコードを固定すれば、こすれ音はかなり抑えることができる。
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