Bush大統領は米国時間12月20日午前、燃料効率基準を強化し、国産バイオ燃料の生産を増強する法案に署名した。
正式には「2007年再生可能燃料、消費者保護、およびエネルギー効率改善法案(Renewable Energy, Consumer Protection, and Energy Conservation Act of 2007)」と呼ばれる法律により、法令が初めて施行された1975年以来初めてとなる燃費基準の引き上げが導入される。
この法案は、トウモロコシおよび木くずやスイッチグラスなどその他の原料を用いたエタノールの生産を今後15年間で5倍近く増加することを義務づけている。また、照明や家電品のエネルギー効率基準も強化されており、10年間で白熱電球を徐々に廃止することを目標に掲げている。
今回、法律にならなかった部分も注目に値する。再生可能な発電のための税制上の優遇措置や発電事業への義務付けに関する法令は、ホワイトハウスが「拒否権の発動」を示唆していたことから、上院によって削除された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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