Appleが「QuickTime」の最新バージョンを公開し、Mac版とWindows版両方のQuickTimeに存在するセキュリティホールを修正した。
Appleは米国時間12月13日午後、同社のウェブサイト上で、不特定の「セキュリティ問題」を修正した「Quick Time 7.3.1」をリリースしたと発表した。今回の修正は、11月下旬に発見されたReal Time Streaming Protocol(RTSP)のセキュリティ上の問題に対応したもののようだ。この脆弱性を利用するコードを含むウェブサイトを閲覧すると攻撃対象になる恐れがある。
Appleのサイトからは4つのパッチをそれぞれダウンロードすることができる。その内3つはMac OS X Panther、Tiger、Leopard用、1つはWindows用となっている。さらに、Software Update機能でも、最新バージョンのQuick Timeをダウンロードするよう促すメッセージが表示される見通し。
また、Appleは14日午前、複数の脆弱性を修正するため、Mac OS X 10.4 Tigerを使用するソフトウェア開発者に向けてJavaの実装に関する新たなリリースノートを発表した。Appleによると、Leopardではこの問題については修正済みであるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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