米Yahooが、同社のLocalサイトでコミュニティーサジェスチョンボード機能のテストを行っている。これは、カリフォルニア州の2つの地域を対象としており、地元の問題を議論することができる。
例えば、サクラメントの「Neighbors」サイトを見ると、繁華街のガソリンスタンドや都市型農園の増設あるいはドッグパークを求める意見がある。また、Sacramento Bicycle Kitchenがボランティアを募集していたり、あるグループがペンキ塗りのボランティアを申し出ていたりする。
提案や投稿に対して賛否や意見を述べたり、特定の問題についての投稿を購読するよう設定したりすることもできる。
この取り組みは、サンフランシスコの南にあるサンカルロスでも行われており、Yahooによれば、3〜6カ月間試行した後、全国に広げる予定だという。
Yahoo LocalのゼネラルマネージャーであるーFrazier Miller氏は米国時間12月5日、「われわれは地域社会に意見を公表する場を提供していく」と述べ、その意見が行動につながれば理想的だと語った。「地元のことには誰もが強い関心を持っていると思う。これは人々が地元の問題について話し合うためのWeb 2.0サイトだ」(Miller氏)
Yahoo Localは、ユーザーによる企業のレーティングや評価を可能にし、企業ディレクトリも提供する。Yahoo Localの依頼でHarris Interactiveが最近行った調査では、2800人以上の回答者のうち98%がオンラインレビューに影響を受け、およそ30%が企業などのオンラインレビューを書いたことがあると答えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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