ウェブルート・ソフトウェアは12月4日、11月に国内で最も多く検知されたスパイウェアのランキングトップ10を発表した。
発表によると、アドウェアでは1位が前月と同様に、ユーザーの同意なしにインストールされ、Windowsのスタートアップに登録されるシステムメンテナンス・セキュリティアプリケーション「DriveCleaner」、2位も前月と同様に、コンピュータ上に広告を表示するアドウェアプログラム「Virtumonde」、3位は1位と同様のシステムメンテナンス・セキュリティアプリケーション「System Doctor 2006」が圏外からランクインした。
トロイの木馬では、1位が前月の2位からランクアップした、コンピュータ上に他の脅威をダウンロードするダウンローダ「Trojan-Downloader-Zlob」、2位が前月1位だった、コンピュータがオンラインの時にハッカーに無制限のアクセスを許すトロイの木馬「Trojan-Backdoor-Poebot」、3位はコンピュータがオンライン時にハッカーに無制限のアクセスを許すトロイの木馬「Trojan-Hoja」が圏外からランクインしている。
またウェブルートでは、詐欺的なセキュリティソフトとして新たに「AdvancedCleaner」を定義に組み入れ、注意するよう呼びかけている。このソフトは日本語版も登場しており、実際には存在しないセキュリティリスクを過度に報告し、ユーザーを不安にさせ、製品版の購入を促す。
インストールは、過度に危険を煽った広告によりインストールを促す場合と、トロイの木馬によりインストールされる場合がある。トロイの木馬によりインストールされた場合は、削除を行ってもトロイの木馬を駆除しない限り、再度インストールされる。
ランキングは、同社のスパイウェア検索ツール「Spy Audit」を利用して集められた、最新のスパイウェアの情報をまとめたもの。
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