ペルー政府、OLPCのノートPCを26万台注文

文:Liam Tung(Special to CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2007年12月04日 14時00分

 One Laptop Per Child(OLPC)慈善事業プロジェクトが188ドルのノートPCの大量生産を開始してから1カ月後、ペルー政府が26万台を購入する契約を締結した。マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授であり同プロジェクトの創設者でもあるNicholas Negroponte氏が米国時間12月1日にこの取引を発表した。Negroponte氏はまた、メキシコの億万長者で長年の友人であるCarlos Slim氏がメキシコ国内で配布するために5万台をすでに注文済みであることも明かした。

 OLPCプロジェクトは11月、台湾の廣達電脳(クオンタ)と契約し、緑と白のコンピュータを上海の北西部に位置する同社の新しい常熟製造センタで生産開始した。頑丈な緑と白のノートPCを大量注文した最初の国はウルグアイとモンゴルだった。OLPCプロジェクトのセキュリティアーキテクチャ担当ディレクターであるIvan Krstic氏は、ウルグアイの水道会社と携帯電話ユーティリティ企業がこのノートPCの使用を促進するために、既存の建造物に無線アクセスポイントを設置することをOLPCに許可したと述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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