Motorolaの最高経営責任者(CEO)であるEd Zander氏が退任する計画を表明したわずか数日後、今度は同社の最高技術責任者(CTO)が辞任した。
Gizmodoは米国時間12月3日、CTOのPadmasree Warrior氏の退任が同日、電子メールで社内全体に伝えられた、と報じた。Motorolaのある関係者は、Warrior氏が同社を退社したことを認めた。同氏の後任には現在最高戦略責任者(CSO)を務めるRich Nottenburg氏が就任すると見られている。
この関係者は、Warrior氏辞任の発表のタイミングについてコメントを避けた。Motorolaは、2007年の携帯電話販売が不振だったことを受け、CEOのEd Zander氏が年内をもって退任する意向を11月30日に発表したばかりだった。同社はRAZRが好調だったものの、これに続く勢いを継続することができなかった。世界の主要携帯電話メーカーの中でシェアを3位に落としている。
これは、Motorola Labsと、新たな発想を生み出す新規事業支援のトップであるWarrior氏の責任だろう。Motorolaでは、今回Warrior氏が辞任する以前から、ソフトウェア部門をNottenburg氏の管轄に移すなど、技術部門の改革に取り組んできた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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