SHUREのヘッドホンといえば、プロのミュージシャンがステージ上で自身の演奏音を聴くモニタリング用として使用するほど、再現性の高い製品として知られている。その技術をコンシューマ向けのカナル型ヘッドホンとしてフィードバックしたのが「SE Models」だ。
しかし、SE Modelsの中で一番低価格なSE210で2万円前後、最上位モデルのSE530では約6万円前後になるため、今までは“SHUREのヘッドホンが欲しいけれど予算不足で……”と、購入を断念していた方も多いはず。確かにオーディオマニア垂涎の音質なのだが、決して万人向けとはいえなかったのである。そこで今回追加されたのが、1万2000円前後で購入できるエントリーモデル「SE110」だ。
SE110は、エントリーモデルながら上位機種と同じくバランスド・アーマチュア型ドライバを採用しており、緻密な音表現が可能となっている。さらに、SE Modelsから新採用された「ソフト・フォーム・イヤパッド」も付属。これは、弾力性のあるウレタン素材にラテックスコーティングを施し、抜群のフィット感と遮音性を実現した弾丸型のイヤパッドだ。電気的に周囲の騒音をカットする「ノイズキャンセリング機能」とは違い、自然な高遮音空間を作り出してくれるのである。
このようにSE110は、スペック面において“エントリーモデル”という枠以上の実力を備えているようだ。続いては上位モデルであるSE210/SE310と比べて、パッケージや付属品がどのように変更されたかを見てみよう。
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