[レビュー]憧れのSHUREサウンドに手が届く--カナル型ヘッドフォン「SE110」

エースラッシュ2007年12月03日 18時46分
SHURE
内容:世界的なプロ用音響機器メーカーであるSHUREが、コンシューマ向けのカナル型ヘッドホンとして提供している「SE Models」に待望のエントリーモデル「SE110」が発売なった。そこで今回は、音質と遮音性に定評のあるSHUREが、SE110をどのようなエントリーモデルに仕上げてきたかチェックしてみよう。

エントリーモデルの枠を超える高スペック

 SHUREのヘッドホンといえば、プロのミュージシャンがステージ上で自身の演奏音を聴くモニタリング用として使用するほど、再現性の高い製品として知られている。その技術をコンシューマ向けのカナル型ヘッドホンとしてフィードバックしたのが「SE Models」だ。

 しかし、SE Modelsの中で一番低価格なSE210で2万円前後、最上位モデルのSE530では約6万円前後になるため、今までは“SHUREのヘッドホンが欲しいけれど予算不足で……”と、購入を断念していた方も多いはず。確かにオーディオマニア垂涎の音質なのだが、決して万人向けとはいえなかったのである。そこで今回追加されたのが、1万2000円前後で購入できるエントリーモデル「SE110」だ。

  • カラーは「ブラック」のほか「ホワイト×グレー」が用意されている

 SE110は、エントリーモデルながら上位機種と同じくバランスド・アーマチュア型ドライバを採用しており、緻密な音表現が可能となっている。さらに、SE Modelsから新採用された「ソフト・フォーム・イヤパッド」も付属。これは、弾力性のあるウレタン素材にラテックスコーティングを施し、抜群のフィット感と遮音性を実現した弾丸型のイヤパッドだ。電気的に周囲の騒音をカットする「ノイズキャンセリング機能」とは違い、自然な高遮音空間を作り出してくれるのである。

 このようにSE110は、スペック面において“エントリーモデル”という枠以上の実力を備えているようだ。続いては上位モデルであるSE210/SE310と比べて、パッケージや付属品がどのように変更されたかを見てみよう。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]