注目の音質については、SE210と比べて精細さや高音域の再現性が若干劣るように感じるものの、SHURE製ヘッドホンの特徴であるフラットなサウンドが見事に再現されている。両機種の間に2倍近い価格差があることを考えれば、十分過ぎるほどの仕上がりといえるだろう。
また、同クラスの他社製品と比較した場合でも、その実力は上位の部類に入る。SE Modelsの中でこそ“エントリーモデル”という位置付けではあるが、ヘッドホン市場全体で見ると極めて高いスペックを備えているのだ。特に“ドンシャリ系よりもフラットな音質が好き”という方には強くお勧めしたい。
このように圧倒的なコストパフォーマンスを発揮するSE110は、SHUREのサウンドに憧れていたけれど予算的に手が届かなかった方や、これから高音質ヘッドホンを使い始めたい方の入門用として最適なモデルといえる。また、SHUREならではのフラットな音質が再現されているので、既に上位モデルを所有している方のサブ機としてもお勧めだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす