2.5型で320Gバイト--富士通が小型、大容量、高速のHDDを開発

 富士通は11月27日、最大容量320Gバイトの2.5型HDD「MHZ2 BH」シリーズを開発し、2008年2月末より販売を開始すると発表した。

 MHZ2 BHシリーズは、主に省スペース設計のデスクトップPCやノートPC、HDDレコーダなどのコンシューマーエレクトロニクス商品への搭載製品として開発された。同社によると、容量320Gバイトは2.5型HDDとしては業界トップクラスという。

MHZ2 BH 2.5型HDD「MHZ2 BH」シリーズ

 シリアルATA3.0Gb/sインターフェースに対応し、最大毎秒300Mバイトの高速転送とともに、読み出し、書き込み時の消費電力が1.9Wという低消費電力を実現。さらに、特定有害物質の使用制限指令であるRoHS指令にも準拠している。

 富士通では、「MHZ2 BH」シリーズについて、2008年度で合計2000万台の販売目標をあげている。

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