音楽、動画再生機能を搭載!地図サイトとの情報共有も--ソニーのカーナビ「NV-U2」

ソニー
NV-U2
内容:今春、ソニーが国内カーナビ市場に復活し、PNDタイプのnav-uシリーズを投入したことは記憶に新しいが、この秋、早くもモデルチェンジした「NV-U2」を登場させた。従来のNV-U1をブラッシュアップさせたモデルで、いくつかの不満な点が解消されているモデルとなった。

PNDタイプ国内第2弾、音楽と動画再生機能が加わる

 このNV-U2も従来モデルもPND(Personal Navigation Device)と呼ばれるジャンルのカーナビで、同じnav-uシリーズとなる。カーナビは、新車に最初から工場で装着されるタイプの進化がめざましく、機能の面でも使い勝手の面でも、後付けタイプとは別の次元の発展を遂げている。さらに、美観や事故時の安全という面まで考えれば、もはや後付けタイプを積極的に選択する意味は薄い。

 そんな状況の中で、既存のナビなしのクルマなどに向けた安価なPNDタイプは、相次いで新製品が投入されるなど、市場がにぎやかがだ。

 PNDタイプの利点としては、取り付け工事の手間がないために専門知識や取付業者への工賃支払いがないばかりでなく、本体価格が安価なことなどがあげられる。また、複数台のクルマに乗せかえることも簡単なため、状況によってはさらに低コストでカーナビの導入が可能だ。

  • NV-U2

  • 本体が薄くなり、クレードルも小型化して全体の奥行きが短くなった

  • クレードルは事前に車に取り付けておくと便利だ

 また、PNDタイプは、Windows CEなどをベースにしたものが多く、ナビゲーションのほかに音楽や動画の再生、さらにワンセグ放送によるテレビ受信ができるものなどが登場している。

 ところが、ソニーの従来モデルNV-U1は、VICSビーコンに対応したことが大きな特長として挙げられるものの、音楽再生や動画やテレビ機能は一切搭載しないモデルだった。また、クルマの乗せ替えが簡単な点もPNDのメリットだが、本体が大きめで、取り付け装置の別売がないなど、他と比べるとPNDとしての活用が狭い点も否定できなかった。

 そこで、音楽、動画再生機能の搭載と、複数のクルマの乗せ替えをしやすくしたのが、新登場のNV-U2である。さらに、地図サイトとの情報共有機能も加わっているなど、細かな点が改良されている。

  • クレードルと結合するときは、フタを開けて端子と接合面を出す

  • 上面には電源スイッチがある程度。背面にはスピーカーの穴と、本体単体で置いたときのために四隅にゴム足がある

  • 底面には中央にクレードルからの取り外しボタンのほか、リセットボタン、PC接続時のACアダプター端子、USBポート、メモリースティックDUOスロット、ヘッドホン端子がある

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