このNV-U2も従来モデルもPND(Personal Navigation Device)と呼ばれるジャンルのカーナビで、同じnav-uシリーズとなる。カーナビは、新車に最初から工場で装着されるタイプの進化がめざましく、機能の面でも使い勝手の面でも、後付けタイプとは別の次元の発展を遂げている。さらに、美観や事故時の安全という面まで考えれば、もはや後付けタイプを積極的に選択する意味は薄い。
そんな状況の中で、既存のナビなしのクルマなどに向けた安価なPNDタイプは、相次いで新製品が投入されるなど、市場がにぎやかがだ。
PNDタイプの利点としては、取り付け工事の手間がないために専門知識や取付業者への工賃支払いがないばかりでなく、本体価格が安価なことなどがあげられる。また、複数台のクルマに乗せかえることも簡単なため、状況によってはさらに低コストでカーナビの導入が可能だ。
また、PNDタイプは、Windows CEなどをベースにしたものが多く、ナビゲーションのほかに音楽や動画の再生、さらにワンセグ放送によるテレビ受信ができるものなどが登場している。
ところが、ソニーの従来モデルNV-U1は、VICSビーコンに対応したことが大きな特長として挙げられるものの、音楽再生や動画やテレビ機能は一切搭載しないモデルだった。また、クルマの乗せ替えが簡単な点もPNDのメリットだが、本体が大きめで、取り付け装置の別売がないなど、他と比べるとPNDとしての活用が狭い点も否定できなかった。
そこで、音楽、動画再生機能の搭載と、複数のクルマの乗せ替えをしやすくしたのが、新登場のNV-U2である。さらに、地図サイトとの情報共有機能も加わっているなど、細かな点が改良されている。
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