米国時間11月20日朝、地図サービスGoogle Mapsに、精度をより高めるための便利な機能が追加された。ユーザーはGoogleアカウントを使ってサインインし、Google Maps上のマーカーが現れた場所なら、企業リスティングでも個人のリスティングでも編集することができる。GoogleのMy Mapsには、マーカーや道順を書き込む機能を使って、地図をカスタマイズする機能がある。このたび発表された新機能は、こうしたMy Mapsのオプションから派生した。
機能の悪用を防ぐため、ユーザーはGoogleのLocal Business Centerに承認されているロケーションを編集できないようになっている。またオフィシャルなレビューシステムがあり、元のロケーションから200メートル以上離れた場所への変更がなされた場合は、ダブルチェックが行われる。またユーザーも、移動されたマーカーを見つけたら、元のロケーションを確認することが可能。さらに、移動後のマーカーの位置が誤っていると思った場合は、リンクをクリックして、元の場所にマーカーを戻すこと機能も用意されている。
地図に変更を加えるには、サービスにサインインする必要がある。しかし、第三者は他のユーザーの名前の最初の2文字しか見られない。また、変更履歴を確認することができ、元のマーカーの位置や新しい位置をミニマップ上で確認できる。
Googleは、リスティングでは玄関の場所が分かりづらいといった問題(特に人の密集した都会や入り口の多いビルなどで発生しがち)をユーザーが回避できるようになると期待している。Googleはさらに、下記のような説明ビデオを用意している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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