YouTubeの共同創業者であるSteve Chen氏は米国時間11月14日、「NewTeeVee Live」カンファレンスにおいて、高品質のYouTubeビデオストリーミングの提供が近々開始されることを正式に認めた。同氏によると、YouTubeの目標はその膨大なコンテンツライブラリを皆に提供することにあり、そのためには極めてビットレートの低いストリームにしておく必要があるものの、同サービスでは、視聴者のネット接続速度を検出し、希望する視聴者には高品質のビデオを提供するプレーヤーをテスト中であるという。
なぜ希望した場合だけなのだろうか?ビデオの再生前にバッファリングを行う必要性によって使用感が変わってしまうからだ。そのため、このテクノロジを一気に導入するのではなく、実験を必要とするのだ。Chen氏はその話の中で、YouTubeビデオにおける現行の解像度は今まで同サイトにとって「十分高い」ものだったと述べた。
同氏が筆者に語ったところによると、高品質のYouTubeビデオは3カ月以内に誰でも利用可能になるという。
Chen氏はまた、YouTubeの内部アーカイブではすべてのビデオがアップロードされた際の元々の解像度で保存されていると正式に認めた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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