歌手のPrinceは、先週より公に攻撃しあっていた3つのファンサイトと和解に近づいたもようだ。
Housequake.com、Prince.org、Princefams.comという3つのPrinceのファンサイトで構成されるPrince Fans United(PFU)は米国時間11月7日、Princeの関係者と和解に向けた話し合いの場を持ったという。PFUで広報を担当するGavin McLaughlin氏が明らかにした。
サイト運営者によると、PFUは、Princeがファンサイトにすべての「写真、画像、歌詞、アルバムのジャケットなど、Princeの肖像と関係あるものすべて」を削除するよう要求したことを受けて、立ち上がった組織という。
「われわれはPrinceと和解プロセスにあり、(15日の朝には)何らかの発表ができると期待している」とMcLaughlin氏は電子メールに記している。
先週、PrinceのファンサイトはPrinceの要求は非合法的であると述べ、法の下でPrinceの画像をサイトに掲示する権利があると主張していた。メディアの多くが、Princeは自分のファンを訴えるつもりではないかとして、Princeを非難した。だが、Prince側は、Princeの意志はそうではないとしてこれを否定した。
和解を目指した動きとして、Princeはファンサイトに対し、最新の楽曲「PFUnk」の掲載を認めている。この歌は、PrinceFansUnited.comで聴くことができる。
Princeがファンサイトに送った停止を求める書簡は、Princeが2カ月前に開始したウェブ上での自分の著作権を保護しようとするキャンペーンの一部と思われる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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