ロケーション情報の曖昧さを上手に処理するウェブ地図:「Fire Eagle」と「Urban Mapping」(後編)

文:Rafe Needleman(Webware.com) 翻訳校正:菊地千枝子2007年11月13日 01時00分
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Urban Mapping

 Fire Eagleはかなり明らかな所在地データを取り扱っている。しかし所在地データに解釈の余地があるものについては、もうひとつUrban Mappingという会社がある。同社は曖昧さの解決に取り組んでいる。Urban Mappingは、ある人にとっての「Marina District」が他の人にとっては「Cow Hollow」であることを知っているデータベースを備えている。これはまた、問いかける相手により、具体的な住所名が実際に複数のエリアに存在するということも理解する。多くの商業サイトや旅行サイトは、エリアごとに企業の所在地を示すために、このような情報を正しく理解するのは重要なことである。Urban Mappingはエリアの境界を緩やかに定義する社会的合意を追跡し、そのデータを旅行サイトや企業検索サイトに提供する。Urban Mappingのチームは、エリアの口語的な新名称に対応し(ニューヨークの「RAMBO」やマイアミの「SOFA」のように)、こうした所在地にある企業の住所を、ウェブサービスとして顧客のために示すことができる。しかし残念ながら、私のお気に入りのレストラン検索サイト「OpenTable」はまだ同社の顧客ではないようだ。

 重複する情報と言えば、Urban Mappingはレンズ状の地図の作成でスタートを切っている。地図を傾ける具合に応じて、地下鉄、通り、エリア名といった異なる層の情報が示されるものだ。CEOを務めるIan White氏はこの優れた製品をまもなく復活させる計画であるが、その間、エリアの明確化サービスを育んでいる。本サービスのキャッシュフローはすでにプラスである。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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