アップルは10月26日、新OS「Mac OS X 10.5 Leopard」(レパード)を世界同時発売した。「BCNランキング」で集計したところ、発売以後わずか6日で10月1か月間の「OS」パッケージ販売本数で過半数の53.9%を占めシェア1位を獲得。猛烈なスタートを切ったことがわかった。そこで、Leopard発売直後の人気の程をレポートする。
●2製品あわせてシェア53.9%、10月のOS販売本数シェア
「Mac OS X」は同社のMacintoshシリーズ向けのOSで、Leopardは約2年半ぶりのメジャーバージョンアップ。当初は07年春に発売する予定だったが、携帯電話「iPhone」開発のため延期。Macユーザーは、いまや遅しと新OSの発売を待ち焦がれていた。
10月の「OS」で販売本数シェア1位を獲得したのは、Leopardの「シングルユーザーライセンス版」でシェアは46.0%。2位にも、同一住居内の5ユーザーまで利用できる「Mac OS X Leopard ファミリーパック」がシェア7.9%で位置しており、この2製品だけでシェア53.9%と過半数に達した。これらの販売本数には事前の予約分も含まれているが、26日の発売以降のわずか6日間で10月の月間1位を獲得したことになる。
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