ベンキュー、中間色の色再現性を高めたDLPプロジェクター、8万円前後で

 ベンキュージャパン(マーティン・モーレ社長)は、独自のカラーマッチングテクノロジーと、BrilliantColorを採用したDLPプロジェクター「MP612c」を11月上旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は8万円前後の見込み。

 「MP612c」は、中間色の輝度を向上するテキサス・インスツルメンツ社の技術「BrilliantColor」と、ベンキュー独自のカラーマッチングテクノロジー「5色カラーホイール」を搭載することで、色の再現性を高めた多機能モデル。2200ルーメンの輝度と2000:1のコントラスト比で、メリハリのある画像を映し出せる。

 プレゼンテーション中、画面上に経過時間や残り時間を表示できる「プレゼンテーションタイマー」機能や、リモコンのみ操作可能にして本体上部のキーによる誤作動を防ぐ「パネルキーロック」機能を備える。操作に困った場合に、マニュアルを開かずに画面上で問題解決ができる「FAQ」機能も搭載する。

 また、合計9つのプリセットモードを用意し、もっとも明るいダイナミックやプレゼンテーション、シネマ、黒板モードなど、使用環境に合わせて選べる。通常使用時には3000時間使用可能で、動作音は31dB。エコノミーモード時には4000時間使用でき、動作音は26dBまで抑える。

 入力端子には、ミニD-sub15ピン、Sビデオ端子、ビデオコンポジット端子を1系統ずつ装備する。本体サイズは幅239×奥行き251×高さ106.3mmで、重さは2.5kg。筐体カラーはブラック。

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