サイバーリンク トランスデジタル(サイバーリンクトランスTD)は、統合セキュリティソフト「G DATA TotalCare 2008」と、インターネットセキュリティ対策ソフト「G DATA InternetSecurity 2008」、ウィルス対策ソフト「G DATA AntiVirus 2008」の3製品を11月30日に発売すると発表した。パッケージ販売のほか、ダウンロード販売も11月中に開始する予定。
いずれも、PCを使用していない時に負荷の強いスキャンを行い、他の用途に使っている際はスキャンの負荷を減らす「自動バックグラウンド・スキャン」を新たに搭載。また、Magic Lantern(FBI)、CIPAV(FBI)など、監視の形跡を見えないようにするステルスウェアを、管理者権限にかかわらず検索・駆除できる。
「G DATA TotalCare 2008」と「G DATA InternetSecurity 2008」には、「オートパイロット」ボタンを押すだけで、PC用ゲームや、フルスクリーンを利用するアプリケーションに対し、適切なファイアウォールを自動的で設定する機能も加えた。このほか、不正アクセスや迷惑メールの防止、フィッシングサイトのブロック機能を搭載。さらに「G DATA TotalCare 2008」は、履歴や不要なファイルの完全抹消や、自動バックアップ機能も搭載する。
このほか共通の特徴として、1時間に1回更新し、広範囲に効力のある「レッドワクチン」と、不定期の更新で亜種に強い「イエローワクチン」の2つの定義ファイルを併用することで、ほぼ100%の検出率を実現。ウイルス発生時に、ファイルの安全が確認できるまで感染ファイルを隔離する「アウトブレイクシールド」、新種のウイルスが発生してから30秒でウイルスを隔離する「ヒューリスティック」も備える。
パッケージ版の価格は、「G DATA TotalCare 2008」が1ユーザー8190円、3ユーザー1万290円、「G DATA InternetSecurity 2008」が1ユーザー7140円、3ユーザー8190円。「G DATA AntiVirus 2008」は3ユーザー版のみで、価格は6090円。
ダウンロード版の価格は「G DATA TotalCare 2008」が1ユーザー7140円、3ユーザー8190円、「G DATA InternetSecurity 2008」が1ユーザー6090円、3ユーザー7140円、「G DATA AntiVirus 2008」は3ユーザー5040円。いずれもライセンスの有効期間は1年間。
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