GoogleはNielsenと提携し、Google TV Adsを購入した企業が広告を実際に見た人数を把握できるようにする。
Nielsenは自社測定端末を米国内の家庭に設定し、どのTV番組が人気かを追跡できるようにしている。
今回の提携により、GoogleはNielsenが測定端末から収集した人口データにアクセスできるようになる。Nielsenによると、これにより広告主はどの広告に効果があるのかを把握し、性別などの視聴者に関する情報を収集できるという。
2社が10月24日に発表する声明文では、「広告主や広告エージェンシーがこのレベルの詳細な測定を単一の場所で大規模に行えるのは、これがはじめてとなる」と述べている。
GoogleとNielsenはこの複数年の戦略的提携に加え、「オンラインと他のメディアを測定する」他の可能性についても模索する、としている。だが、現時点では詳細を明らかにしていない。
NielsenはTV市場から拡大し、オンライン分野に進出している。現在、同社はオンライン分野でウェブサイトのトラフィック、動画ストリーミング、ビデオゲームの利用、ブログなどを測定している。
一方のGoogleは、利益性の高いオンライン広告プラットフォームを開放し、マーケッターがウェブサイト以外に、TV、ラジオ、印刷物でも広告を購入できるようにしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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