デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は10月17日、アフィリエイトサイト自動監視システム「SITESCREEN」を運用開始した。不正サイトや不適切サイト、スパム、アフィリエイトタグの検出とチェックが自動的に行える。
SITESCREENは、アフィリエイトサイトなどにおける不適切な表現や誤表記に対する監視作業を自動化するもので、アフィリエイトを安全かつ効率的に展開するためのサービス。具体的には、DACが独自開発した専用クローラーによって、広告主と提携するアフィリエイトサイトを定期的に巡回し、誇大表現や不正確な表現の判別の自動化を行う。
監視基準レベルは、広告主がアフィリエイトを展開する際に設定する広告掲載基準をもとに設定することができる。これにより、広告の提携を希望するサイトや広告を掲載中のサイトにおける該当表記や文言を自動的に監視し、情報をデータベース化する。このため広告主の業種・業態に特化した最適な監視が実現できる。
また、常に変化し続けていくウェブサイトの監視結果をデータベース化し、SITESCREENの管理画面上で履歴を管理していくことでアフィリエイト管理業務の精度を向上させるとともに、管理業務の無駄を省き、効率的な運営が可能になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」