Googleは米国時間10月16日、ワシントンD.C.で開催されたイベント「eMetrics Summit」にて、「Google Analytics」に追加する新機能を発表した。ウェブサイトの所有者は、新機能を利用して、サイト訪問者がサイト内で何を検索しているのかを把握できるようになる。これにより、ウェブページを再構成したり、サイト内の情報に優先順位をつけることができる。この最新の検索分析機能は、「Google Custom Search」「Google Mini」、Googleの法人向け検索アプライアンスのほか、一部のサードパーティ製の検索ツールとも連動可能という。
Google Analyticsに追加されるもう1つの新機能が、「Events Tracking」だ。ウィジェット、サイトに埋め込まれた動画、サイト外リンク(自分のウェブサイトから他のウェブサイトへ移行するリンク)などをユーザーがどのように利用しているかを把握できるもの。サイト外リンクの追跡機能は、CrazyEggやMyBlogLogのClickTaggingなどがすでに同様のサービスを提供しているが、あると便利な機能だ。
Googleはまた、2年前に買収した分析プラットフォーム「Urchin」の新しい限定ベータ版をリリースする計画だ。Urchinはコンシューマ向けのサービスではないが、企業はおなじようなカラフルなインターフェイスを自社サーバで利用して、社内で指標や分析機能を利用できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス