AOLからまた悪いニュースが流れてきた。
Merrill Lynchの元アナリストであるHenry Blodget氏が入手したAOLの従業員にあてた内部電子メールによると、AOLは全世界の従業員の1万人のうち2000人のレイオフを米国時間10月16日に開始するAOLの関係者もこの情報を認めた。
AOLの最高経営責任者(CEO)であるRandy Falco氏は、10月15日に米国の従業員にあてた電子メールで、同社がサブスクリプションベースのISPから広告収入で運営されるウェブ企業へと生まれ変わるための再編成を継続するにあたり、経営の効率を維持するにはレイオフが必要であると述べた。またFalco氏は「手厚い退職条件」を約束している。
「では今回のレイオフによってAOLはどこに向かうのか。AOLに対する私のビジョンは、簡単に言えば、全世界の顧客の規模を拡大し、その関与を強化しながら最大かつ最も洗練されたグローバル広告ネットワークを構築することである」とFalco氏は書いている。「当社が変革に着手してからまだ1年と1カ月しかたっていないが、業績の好転が劇的に達成されている。そして現在、広告収入で運営される企業として勝利できるポジションにある。このビジョンどおりに実行できれば企業としての将来は明るい」(Falco氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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