ミュージックを押すとDockの部分がプレイリスト、アーティスト、曲、アルバム、その他というリストに変化し、音楽を表示する方法を選ぶことができる。画面には大きく、見やすい文字で1度に8行表示するリストが出てくる。
指でなぞると、指で動かした分が動くが、指ではじくようにすると、はじいたスピードで回り始め、だんだん勢いがなくなって止まる、と言う動作をする。はじいてから再び指で押さえると、そこでぴたっと止まる。なんだか地球儀のように回転するモノを実際に触っているのと同じようだ。これがMulti-touchの基本的な動きの1つだ。
加速度センサーが入っているため、その曲リストでiPod touchを横長に構えると、Cover Flowモードに入る。画面の中のアルバムのジャケットを指で横になぞると、ぱらぱらめくりながら探すことができる。目当てのジャケットが見つかったらそれをタップすれば、ジャケットがひっくり返って、中に入っている曲リストを見ることができる。もちろんそこから再生することも可能だ。
またMulti-touchの基本操作をもう1つ。それはピンチイン、ピンチアウトである。ピンチはつまむ、と言う意味。画面の中のモノをつまんだり引き延ばしたりして、拡大、縮小をできる機能だ。主に写真のプレビューやSafariでウェブサイトを見ているときに利用する。
画面上で拡大したいところに2本の指をつぼめて置き、画面に触れながらその指を開く。すると開いた分だけ拡大していく。コツとしては、親指と人差し指を使い、人差し指を固定して支えながら、寝かした親指だけを動かす方法。もしそれでも慣れない場合は、拡大したいところをダブルタップすると、そこをフォーカスするように拡大してくれる。
>>iPod touch(第2回)レビューはこちらから実はMulti-touchはニンテンドーDSなどと違い、爪が触れても反応しないようになっている。そのため爪の長い女性にはなかなか使いにくい様子だった。ピンチイン、ピンチアウトに限らず、指を寝かせたり、指の側面を使うようにしながら操作するとうまくいくようなので、試してみて欲しい。
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