iPhoneと瓜二つなのだが、細かく違う部分が目立つ。まずディスプレイのすぐ上には受話部がなく、すっきりしている。上面の左寄りに黒いボタンがあり、右よりは背面にかけて、プラスティックのWi-Fiアンテナ部が用意されている。ちょうど、ここにあったカメラも、iPod touchにはない。Dockコネクタの位置は同じ底面中央なのだが、iPod touchではその右端にヘッドフォンジャックが搭載され、iPhoneにあったスピーカーやマイクは廃されている。
iPhoneでiPod機能を利用するとき、内蔵スピーカーは意外と便利だった。特にちょっと映像を見たり、音楽をプレビューするとき、イヤホンを付ける「わざわざ感」がなかったからだ。黒いボタンの位置、受話部の有無、スピーカーの有無などがiPhoneとiPod touchの違いだが、表面をぐるりと取り囲むメッキの部材があればiPhone、驚くほど薄ければiPod touch、と見分ければ間違いない。
ちなみにiPhoneでは専用のイヤホンマイクしか取り付けることができなかったが、iPod touchでは当然標準的なステレオミニジャックのヘッドフォンが利用できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」