[レビュー]音楽時々ビデオ、所によりYouTube(第1回)--アップル「iPod touch 16Gバイト」 - (page 2)

Apple
内容: iPodがスタイルを大きく変えて登場した。クリックホイールを捨て、すべてディスプレイの表面とスマートなタッチ操作を実現するインターフェースを備えたiPod touchがそれである。実のところすでにiPhoneを触った僕としては、大きな驚きはなかったが、ケータイであるiPhoneとは違うクライアントとしてのミライを感じることになった。今回は、3回に分けてお伝えする。
  • 斜め後ろから

 iPhoneと瓜二つなのだが、細かく違う部分が目立つ。まずディスプレイのすぐ上には受話部がなく、すっきりしている。上面の左寄りに黒いボタンがあり、右よりは背面にかけて、プラスティックのWi-Fiアンテナ部が用意されている。ちょうど、ここにあったカメラも、iPod touchにはない。Dockコネクタの位置は同じ底面中央なのだが、iPod touchではその右端にヘッドフォンジャックが搭載され、iPhoneにあったスピーカーやマイクは廃されている。

 iPhoneでiPod機能を利用するとき、内蔵スピーカーは意外と便利だった。特にちょっと映像を見たり、音楽をプレビューするとき、イヤホンを付ける「わざわざ感」がなかったからだ。黒いボタンの位置、受話部の有無、スピーカーの有無などがiPhoneとiPod touchの違いだが、表面をぐるりと取り囲むメッキの部材があればiPhone、驚くほど薄ければiPod touch、と見分ければ間違いない。

 ちなみにiPhoneでは専用のイヤホンマイクしか取り付けることができなかったが、iPod touchでは当然標準的なステレオミニジャックのヘッドフォンが利用できる。

  • アクセサリ。ステレオイヤホン、DockーUSBケーブル、Dock用アダプタ、透明なプラスティックのスタンドが付属する

  • iPod touch。スタンドで自立させている

  • 底面。Dockコネクタとヘッドフォンジャックが並ぶ

  • Wi-Fiアンテナと黒いボタンが筐体上部に配置される

  • iPodのアイコンとなっている鏡面仕上げは健在

  • 電源を入れると、iTunesへの接続を促される

>>iPod touch(第2回)レビューはこちらから

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]