アクロディアは10月8日、IMJモバイル、三井物産は、アクロディアが保有する「X-FORGE」を活用した、携帯端末向けの3D仮想空間サービスの共同事業を推進していくことに合意したことを発表した。
3社は、米リンデンラボが運営するオンラインサービス「Second Life(セカンドライフ)」の、携帯端末による3D仮想空間の構築とアクセスを実現するため、日本独自の「モバイル3Dプラットフォーム」の検討を進めてきた。今回の合意により、3社が持つ開発力と事業推進力を発揮し、協力してモバイル3Dプラットフォームの構築を目指すとしている。
各社の役割として、まず、アクロディアは、モバイルゲーム開発環境X-FORGEライセンス提供を行う他、X-FORGE活用した3Dプラットフォームの構築に関する技術的な企画、提案を行う。
IMJモバイルは、X-FORGE利用したモバイル3Dプラットフォームの設計、デザインおよびサービス展開を担当。
三井物産は、モバイル3Dプラットフォーム構築における企画提案を行うほか、収益性の高いビジネスモデルの構築など、総合的な事業支援を行っていく。
今後は、モバイル3Dプラットフォームに関する仕様開示などを進めると共に、本件に関心の高い企業とのパートナーシップを推進することにより、ユーザー利便性の高いサービスを幅広くスケールの大きいサービスプラットフォームを構築するため活動するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」