オーディオプレーヤーとしての基本性能は、従来から大きな変更はない。対応するフォーマットも同じ。AAC、MP3、Apple Lossless、WAV、AIFF、オーディオブックのAudibleなどを再生することができる。
音質に関しては、音づくりが若干変わったような印象を受けるが、全体的には前世代と大きな差は感じない。ちなみに、HDD搭載型のiPodシリーズの場合、以前のモデルではディスクにアクセスする際にヘッドフォンにノイズが入ってしまうことあった。また、曲間の無音部分でホワイトノイズが目立つこともあった。
しかし、このあたりの欠点は、前モデルで改良されており、今回のモデルでもノイズが気になることはまったくなかった。
比較的ノイズを拾いやすい低インピーダンスのイヤフォンで聴いた場合でも、シークノイズやホワイトノイズはまったく聞き取れない。静かな環境で聴く場合でも気持ちよく音楽を楽しめるはずだ。
ビデオや静止画、そのほかの付加機能に関しても、ほぼ従来通り。ただし、今回ソフト面に大きな変更が加えられているためか、前モデルまでは使えたアクセサリの一部が使用できなくなっている。
たとえば、デジタルカメラを接続してiPodに撮影画像をコピーできるiPod Camera Connectorの場合、「サポートされていません/サポートされていないアクセサリです。」という表示がでて使用することができない。
今後、ファームウェアのアップデートで対応する可能性は残されているが、Apple純正のアクセサリなのだから、できれば出荷開始時に対応しておいてほしかった。
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