デジタル家電の展示会「CEATEC JAPAN 2007」が10月2日、開幕した。先日発表されたソニーの有機ELテレビやシャープの超薄型液晶テレビなどが展示されている。
出展者数は895社/団体で前年を上回る規模となっており、20万人の来場者が見込まれている。
来場者の注目を集めていたのはやはり1日に発表されたソニーの11型有機ELテレビと、シャープの液晶テレビ。ソニーの有機ELテレビは厚み約3mmと紙のように薄い。シャープは厚み約2cmだが、52インチと大型のため、薄いという印象が強い。日立製作所も同1.9cmのテレビを展示しているが、外から見えない形にしており入場制限を設けたため、噂の製品を見ようと長い列ができていた。
このほか、珍しいところでは日産自動車が同日発表の「スカイライン クーペ」を展示。カーナビゲーションシステムや携帯電話と連携したITSシステムなど、最新の電子技術を使ったシステムをアピールしていた。
携帯電話事業者ではNTTドコモとKDDIが展示ブースを構え、次世代通信技術のデモを行っていた。KDDIはモバイルWiMAXの実証実験を行い、テレビ会議や映像配信などを同時に5回線行う様子を披露。ドコモはSuper3Gと呼ばれる100Mbps級の通信が可能な技術を使って、高画質映像を12本同時に配信する様子や、基地局の試作機などを披露していた。
CEATEC JAPAN 2007は6日まで、幕張メッセにおいて開催されている。
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