9月19日、東京有楽町の東京国際フォーラムで開催された「REMIX 07 TOKYO」。「Fun Innovation Garage」(イノベーションを楽しもう!)というテーマを掲げた展示スペースでは、SilverlightやVisual Expressを使用したさまざまなアプリケーション、サービスが展示され、多くのデモを体験することができた。
エントランスとなるテクノロジ&サービス展示コーナーには10社がブースを出展。Windows Vista用のプレゼンテーションサブシステムであるWindows Presentation Foundation(WPF)や、Silverlight対応の製品やサービスが展示された。
メタWeb研究所は、ウェブ上のスケジュールマッチングサービス「UN-Schedule(アンスケジュール)」を展示していた。WPFを用いることで予定情報を3次元化し、よりリッチなユーザーインターフェースを備えたスケジューリングソフトウエアへと変化させた。
ヴォイクスジャパンは世界的なプラネタリウムクリエーターである大平貴之氏と共同開発したプラネタリウムソフト「MEGASTAR ONLINE」のWPF版をデモ。仮想的な立体ドームに投射されたプラネタリウムの画像をシミュレーションしたもので、見ている場所(緯度)、方位や見上げる角度、季節や時刻などをマウス操作で自由に設定し、さまざまな星空を疑似体験できる。
隣接するホールには「みるガレージ」「さわるガレージ」「つくるガレージ」という3つのガレージが設置された。
みるガレージでは「コマース&エンタープライズ」「コミュニティ&ニューテクノロジ」「メディア」「エンターテイメント」「ツール&プラットフォーム」という5つのテーマで、先進的な映像表現やGyaOの映像コンテンツなどが展示された。
さわるガレージでは、みるガレージで体感したウェブサイトをユーザーが実際に自由に操作して体験できる。たとえば通販サイト「OTTO」では、壁にかけられている中から服を選び、モデルに「着せ替え」をさせることができる。
そしてアトリエ風のつくるガレージでは、ウェブクリエイターがSilverlightやWPFを使って次世代ウェブコンテンツを作る作業を、モデレータを交えたトーク形式で実演した。
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