ADK、セカンドライフでアニメのライセンス許諾業務を展開

 アサツーディ・ケイ(ADK)は9月19日、仮想世界Second Life内に「ADKアニメワールド」を開設、同サイト内でライセンス許諾業務の受注を本格的に展開すると発表した。

 ADKアニメワールドは11月1日0時より利用できる予定で、国内のアニメコンテンツホルダーのライセンス許諾業務を行う「ビジネスセンター」を中心に、アニメキャラクターの「妖怪人間ベム」達との記念撮影やオリジナルアイテムをプレゼントする「妖怪人間ベムの館」、Second Life内でのイベントを行う「イベントスクエア」で構成する。

 同社ではサイト開設にともない、ライセンス製品に埋め込むことで不法な複製や転売を防ぐ「デジタル証紙」を独自に開発した。これをもとにTVや映画などのコンテンツビジネスのノウハウを加えたデジタルライセンス許諾管理システム「デジタル・ライセンシング・マネージメント・システム(DLMS)」を構築、DLMSのサーバ内にすべての販売データを集積することで、ライセンスホルダーおよびライセンシー双方で、信頼性の高い数量管理が可能になるという。

 あわせて、同社ではセカンドライフに進出するビジネスサポートやコンサルティング業務も行う予定。2008年内には約20件の案件を扱う見込み。

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