マイクロソフトは9月19日、同社が提供するオンラインサービス「Windows Live」の機能の一部について、開発者向けに提供を開始した。
まず、取り組みの第1弾として3D地図サービス「Microsoft Virtual Earth」に対応した日本国内の地図情報と、Virtual Earthを利用したウェブサイトやソフトウェアを開発するための日本語版開発キット(SDK)を提供する。
また、同日、マイクロソフトが主催する次世代ウェブに関するカンファレンス「Remix 07」において、日本初となるVirtual Earth対応のビジネスウェブサイトの試作版として、リクルートの実証研究機関であるメディアテクノロジーラボが、リクルートの海外旅行情報サービス「AB-ROAD(エイビーロード)」とVirtual Earthを組み合わせたデモサイト「地球で旅行検索」を公開した。なお、地図の表示には専用のプラグインをインストールする必要がある。
マイクロソフトでは今後、欧米を中心に提供している建築物データの3D表示機能についても、日本国内の開発者向けに提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス