日本テレビ放送網(日本テレビ)とNTTドコモは、共同でワンセグを活用した新たなサンプリング広告手法の開発実験を9月11日から9月25日までの期間、実施すると発表した。
今回の広告実験では、日本テレビのワンセグ視聴者を対象に、データ放送で自動的に蓄積される「クーポン」から、日本コカ・コーラの新製品缶コーヒー飲料の無料サンプリングキャンペーンへ誘導する。また、トルカ対応のクーポンと、電子マネーで買い物ができるCmode対応自動販売機との連動によりワンセグからキャンペーンサイト、商品購入へとつなげるシームレスな広告を実現する。
これまでの広告手法では、検索サイト経由やURLをブラウザに入力するなど、視聴者の操作でアクセスしなければならないという問題があった。今回、キャンペーン情報がクーポンとして携帯電話内に自動的に蓄積される「ワンセグinfo」を利用することにより、簡単にキャンペーンサイトへ誘導できるようになる。
ワンセグinfoは日本テレビが開発した、ワンセグ携帯端末にコンテンツを自動蓄積させるサービス。トルカ形式に対応した電子クーポン自動配信蓄積システムを活用しているという。
なお、クーポン配信エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県の1都6県となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果