タグルは9月11日、自社で運営する住宅関連のイメージ検索サイトの機能を拡充した。リビング・デザインセンターと提携し、建築家の名前を検索対象に加えることで、利用者の興味のある情報に近づけるようにしたという。
住宅関連のイメージ検索サイト「Tagle住まい」は、住宅、インテリア家具、証明機器、住宅設備などの情報を提供。独自開発の技術により、利用者はの興味や関心に合わせた画像を探すことができる。
具体的には、まず始めにランダムに選ばれたサムネイル画像が16枚ずつ表示される。利用者がそれらの中から画像を選ぶと、その画像に似たイメージの画像がデータベースの中から検索して表示される。同社が開発したイメージ検索技術を核としているため、キーワードを思いつきにくい住宅関連の情報でも、利用者はサムネイル画像を手がかりにして自分の趣味に近づけるのが特徴だ。
また、デザインテイスト(モダン風・トラッド風・和風・洋風)を数値化したテイストマップや部屋数などの条件と組み合わせて、検索結果を絞り込むこともできる。
今回の機能拡充では、住宅関連のデザインを提供する「OZONE」を運営するリビング・デザインセンターと業務提携し、OZONEに登録された建築家約50人の作品イメージを検索対象に加えた。今後半年以内に、登録する建築家の数を100人に増やす予定。
同社は今後、この技術を応用してアパレルやファッション商品、ホテル、旅館、ECなどの検索サービスを展開していくという。
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