経済産業省は9月10日、優れたIT経営を実現し、ほかの中小企業がIT経営を取り組む際の参考となるような中小企業について、その功績を表彰する制度「中小企業IT経営力大賞」を創設すると発表した。
同制度は、企業が経営戦略に沿ったIT戦略を立案・実行し、ITを高度に利用・活用して業務を合理化・効率化することを推進するために、経済産業大臣によって表彰される。応募・審査は、IT経営に取り組む活動主体が国内にある中小企業、または中小企業で構成される団体(組合など)が対象で、自薦、他薦は問わない。
賞は、「大賞(経済産業大臣賞)」3社以内のほか、優れたIT経営を実現し、経営やIT導入などにおいて特徴的なIT経営を実践する企業10社程度を対象とする「優秀賞(各共催機関長賞)」、さらに「特別賞(中小企業庁長官賞)」として、優れたIT経営の実現のために、特に貢献が認められた従業員など3人程度が表彰される。
応募エントリー期間は9月10日から10月26日で、有識者で構成される審査委員会で、11月中旬に第1次審査(書類審査)、12月下旬に第2次審査(現地審査)、2008年1月中旬に最終審査を行い、各賞を決定し、2月21日に表彰式が行われる予定だ。
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