「TPMセキュリティーチップ」は、セキュリティを高めるチップです。たとえば、大切なものを保管する大きな金庫と、その金庫の鍵を思い浮かべてみてください。いくら鍵をかけても、近くの机の中などに入れておいては、いずれ見つかって金庫が開けられてしまうかもしれません。
そこで、別の小さな金庫を用意して、大きな金庫の鍵をそこに保管すれば、セキュリティを高めることができます。この小さな金庫の役割を、「TPMセキュリティーチップ」は担っています。
従来は、ハードディスク内のデータを暗号化する場合、その暗号化を解く「鍵」も同じハードディスク内に保存されていました。そのため、万が一盗難にあった際、ハードディスクを取り出してアクセスされると、せっかく暗号化していても「鍵」も一緒にアクセスされ、解読されてしまう危険があったのです。「TPMセキュリティーチップ」はこの「鍵」をハードディスクとは別に、セキュリティの強固なチップ内に保管しますから、より安全性が高められるわけです。
データ漏洩対策を行いたい方は、特にこの「TPMセキュリティーチップ」を搭載した機種がおすすめです。
ソニースタイル下薗さんに聞く!オススメモデル
先進のプラットフォームとして、インテル Centrino Duo モバイル・テクノロジーを搭載した「type BX」は、チップセットの向上により、さらなる高速処理を実現できたため、オフィスのメインマシンとしても十分に使えるVAIOです。「TPMセキュリティーチップ」を標準搭載しているので、高いセキュリティ水準でハードディスク内の重要なファイルやデータを暗号化できます。また液晶サイズは、15.4型ワイドと14.1型から使用用途によって選択できます。
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