ノックスとリアルコムは8月24日、ファイルサーバアーカイブ事業での提携を行ったと発表した。今回の提携は、内部統制対策とコスト削減を目指す企業に対するソリューション提供を目的とするもの。
この提携で、ノックスはEMCのアーカイブストレージ「Centera」とリアルコムのファイルサーバのログ取得・メタデータ管理ミドルウェア「FileServer intelligent(FSi)」を組み合わせたインテグレーションと保守サービスを提供する。
これによりユーザーは、ファイルサーバのログが監査証跡となり、内部統制対策に有効となる。ログはCenteraに保管されるため、書き換えが不可能で改竄から保護できる。また、同じくログから不活性ファイルを見つけ出すことも可能だ。FSiのCentera連携機能により、利用実態から不活性ファイルを見つけ出しCenteraにファイルを移動するが、移動元にはショートカットを残すので現場の混乱を最小限に抑えられる。
両社は、今回のソリューションでファイルサーバのコンプライアンス対応強化と管理コスト削減の両立を求めるユーザーのニーズを解決できるものとしており、事業提携開始後1年で大口顧客を中心に15件の受注を見込んでいる。
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