電通は8月23日、同社がSecond Life内に保有する仮想都市「バーチャル東京」において、「世界陸上」イベントや「スキージャンプ・ペア 国際大会」などの企画を実施することを発表した。
世界陸上イベントは、電通がTBSと共同でバーチャル東京内に陸上競技場「バーチャル東京スタジアム」を建設し、8月25日から9月2日の大会開催期間中に、100m走、砲丸投げ、マラソンなどの競技会を開催するもの。
ユーザーはこのイベントに参加して、競技を仮想体験したり、他のユーザーと記録を競ったりすることができる。競技会への参加は、当日の競技場への先着順で受け付けるため、所定の人数に達した時点で入場が制限される。スタジアムは8月24日正午にオープンする予定だ。
電通はまた、バーチャル東京において、ゲーム制作会社のキューエンタテイメントが開催するスキージャンプ・ペア 国際大会をプロデュースする。このイベントは、クリエイターの真島理一郎氏が制作した映像作品「スキージャンプ・ペア」の世界をSecond Life内に持ち込んだもので、ユーザーは自らアバターを操作することでオリジナルのジャンプを表現することができる。
大会は9月中旬に開催される予定。ペア競技であるため、参加の際は二人一組としてエントリーする必要がある。なお、ルールや採点方法はこれから検討していくという。
これらの他にも電通は、日本のポップカルチャーを紹介する「東京ポップミュージアム(仮)」や、慶應義塾大学セカンドライフキャンパスを9月以降にオープンする予定。企業出店に向けての準備も進めているという。
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