東芝は8月21日、2.5インチハードディスクドライブ(HDD)としては業界最大記憶容量となる、回転速度5400rpmで記憶容量320Gバイトまでのモデルを発表、さらに回転速度7200rpmで記憶容量200Gバイトまでのモデルもあわせて発表した。東芝は、これらの製品をノートPCだけでなく、一般消費者向けの携帯型エレクトロニクス機器にも活用したいとしている。
いずれのモデルも、平均シークタイムは12msとなっている。5400rpmモデルは8Mバイト、7200rpmモデルは16Mバイトのバッファを搭載している。
東芝は、カリフォルニア州フリーモントでもエンジニアを雇用してHDDの設計に当たらせている。調査会社のGartnerは、モバイル機器向け2.5インチHDDに関する楽観的見通しを明らかにしているが、東芝もそれに呼応せずにはいられなかったようだ。Gartnerは、モバイル機器向け2.5インチHDDの出荷量が、2006年の1億1200万台から、2011年には倍以上の2億8000万台を超えると予測している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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