アクセス履歴を共有すると何が見える?--サイボウズ・ラボ、「Pathtraq」を公開

柴田克己(編集部)2007年08月08日 16時22分

 サイボウズ・ラボは8月8日、アクセスログ共有サービス「Pathtraq(パストラック)」(http://pathtraq.com/)を公開した。

 Pathtraqでは、ユーザーが同サービスのサイトからダウンロードできるInternet ExplorerおよびMozilla FireFox向けのプラグインを利用して、ユーザーのウェブページに対するアクセス履歴を収集。結果のサマリを統計情報としてPathtraqサイト上で閲覧できる。

 ウェブページに対する評価システムの取り組みとしては、リンク解析やソーシャルブックマークなどが既にポピュラーだ。一方で、これらの仕組みでは、積極的にリンクやブックマークなどを行わない「サイレントマジョリティ」と呼ばれる層の動向が反映されにくいといった側面もある。

 Pathtraqでは、ページへのアクセスという能動的なユーザーの行動を自動的に収集することで、ソーシャルブックマークなどから得られるものとは性質を異にする指標の確立を目指すという。

 プライバシー面についても考慮されている。Pathtraqでは、収集したアクセスの統計情報のみを保存し、ユーザーの行動追跡などは行わない。また、アクセス元のIPアドレスはスパマー対策のためにハッシュ化されたURLとともに、メモリ上に1時間蓄積され、その後自動的に消去される。さらに、ユーザーはPathtraqによるログ収集機能を、自らの意思で一時的に停止することも可能だ。

 サイボウズ・ラボでは、今後1カ月で1万人のインストールを目標としているという。研究段階のため、ビジネス化などについての詳細は未定。

Pathtraq サイボウズ・ラボの新サービス「Pathtraq」。ユーザーのウェブサイトアクセス履歴を自動集計した結果をリアルタイムで確認できる。

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