Yahooは、Citizens Communicationsの最高経営責任者(CEO)であるMaggie Wilderotter氏を、同社の取締役会役員に任命した。
米国の地域内電話会社としては2番目の規模を誇る企業を統括するWilderotter氏は、その鋭いビジネス洞察力以上のものを同取締役会にもたらすことになる。同氏はMicrosoft幹部として、同社の政府および教育市場向けに、顧客およびパートナー企業への対応を担当した経験もある。また同氏はWink CommunicationsのCEOを務めていたこともある。
Wilderotter氏は、これまで男性のみで占められていたYahooの取締役会に、唯一の女性役員として加わることになる。
初の女性取締役誕生までは長い道のりであった。Wilderotter氏は、Yahooの12年の歴史において初めての女性役員であり、同氏が加わったことにより、同社の取締役会は11名となった。Yahooは、最も著名な例としては同社プレジデントでCEO候補でもあったSusan Decker氏を筆頭に、高い役職に複数の女性を登用していることから、今まで女性取締役が誕生しなかったことはやや意外である。
しかしYahooにおける最近の動きから、取締役レベルに影響があった可能性がある。Yahoo創設者のJerry Yang氏が最近CEOに就任したことから、何らかの変更があるのではないかと予測する声が挙がっていた。
Yang氏は声明で、Wilderotter氏の就任について次のように述べた。「電話、ワイヤレス、ケーブルテレビ、コンピュータ、および対話型メディアにおける25年以上にわたるその経験から、Maggie(Wilderotter氏)には広範囲にわたる主導者としての力量と立証された実績がある。彼女が加わることにより、われわれの取締役会に非常に大きな価値がもたらされるだろう」
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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