Worldwatch Instituteが米国時間7月26日に発表した報告書によると、風力発電業界は2006年、大きな躍進を遂げたようだ。
報告書によると、2006年、全世界で1万5200メガワット分の風力タービンが新たに設置された。これにより、世界の風力発電容量は一気に26%増加したという。
年末までに総風力発電量は7万4200メガワットを上回った。これは、4300万トンの二酸化炭素を相殺する量だという。
現在、風力発電による発電量のトップはドイツ、スペイン、米国で、3カ国で全体の60%を生み出している。だが、報告書によると、代替電力のトレンドは東に向かって吹いているという。2006年の新規風力タービン設置数では、インドと中国がそれぞれ3位と5位にランクインしており、Worldwatch InstituteシニアリサーチャーのJanet Sawin氏は、数年後には、米国と中国が風力発電量で首位を争うと予想している。
詳細なレポートは、Worldwatch Instituteのウェブサイトからアクセスできる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス