そんな進化したThinkPad X61だが、従来のX60の違いといえば、中身の変更が主で、外見はほとんど変わっていない。見た目でいちばんわかる部分は、指紋センサーの位置で、パームレスト中央からボタンの右側に移動したこと。
細かいところを見ると、液晶を開くときのロック解除レバーが、X60のグレーからX61はブラックになったこと。さらに、右側面の赤外線ポートのプラスチックがなくなり、左側面ではSDカードスロットの左横にカードのアクセスランプがついたこと。パームレストの右側にも吸気のスリットがついていることなど。
また、液晶画面左下に型番が入るところの横に、“Lenovo”のロゴが入り、底面をみると、ゴム足が中央に柔らかい素材を組み合わせたものに変更されている。これはX60の後期以降のモデルには変更されていたもので、X61で初搭載というわけではない。
これだけの違いだから、外見だけでX61を見抜ける人はほとんどいないはず。目新しさという点ではまったくおもしろみがないが、シックに決めたいビジネス機としての利用や、他人に買い替えを悟られたくない場合には非常にありがたい。
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