東芝、06年1月-4月製造のノートPCの特定ロットのバッテリーを自主回収

 東芝は7月19日、ノートPCに搭載するソニー製リチウムイオンバッテリーで 過剰発熱・発火事故が発生したため、特定ロットのバッテリーを自主回収する と発表した。無償で対象バッテリーを回収、交換する。

 今回の自主回収は、06年9月から行っているソニー製バッテリーの自主交換 プログラムとは別に実施する。対象となるバッテリーは06年1月から4月頃に製 造したノートPCに搭載されたもの。型番は「PABAS067」「PABAS076」。東芝の 自主交換プログラム案内ページで、該当するノートPCの機種・型番・製造番号 の確認やバッテリー判定プログラムのダウンロードが行える。

 バッテリー判定プログラムを利用せず、実際にバッテリパックに貼られてい るバーコードラベルで対象かどうか確認することも可能。この方法で対象バッ テリーであることが判明した場合は、部品交換プログラム窓口まで電話または FAXで連絡する。部品交換プログラム窓口の電話番号は0120-366-554、FAX番号 は0120-554-811。電話窓口の受付時間は土曜・日曜・祝日・同社指定休日を除 く9時‐17時。

 バッテリーを製造したソニーでは、事故原因はまだ特定できていないが、東 芝にのみ出荷した05年の特定製造日、同一製造ロットの電池セルが搭載された ものに限られており、同一ロットで事象を同じくする事故が発生していること から、この製造ロットに何らかの異常があったとみている。同社では東芝が実 施する自主交換プログラムに協力し、今後も注意深く対応していく方針。

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