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グーグル第2四半期、増収増益ながらも利益で予想を下回る

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年07月20日 09時22分
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UPDATE Googleは検索広告の売上が依然好調で、第2四半期の売上高は前年比58%増加した。だが、利益はアナリストの予想をやや下回る28%にとどまった。

 Google株は米国時間7月19日の時間外取引で約7%安の507.60ドルを付けたが、これは同社の利益がアナリストの予想をやや下回ったことが要因だと見られる。一方、通常取引は91セント安の548.59ドルで終えている。

 19日に発表されたGoogleの決算は、2日前に発表された競合するYahooの場合とは好対照だった。Yahooでは、ディスプレイ広告ビジネスの成長鈍化から利益が前年を下回っており、2007年後半の売上高も予想を下回る見込みだとして注意を呼びかけている。

 第2四半期におけるGoogleの純利益は1株2.93ドルの9億2500万ドルで、前年同期の1株2.33ドル、7億2100万ドルをそれぞれ上回った。株式ベースの社員報酬など、各種一時科目を除く利益は1株3.56ドルになった。Thomson Financialが集計したアナリストの予想では、利益が各種科目を除いて1株3.59ドルだった。

 総売上高は過去最高の38億7000万ドルに達した。これは24億6000万ドルだった2006年同期比の58%増。コンテンツパートナーへの支払手数料であるトラフィック獲得コストを除くと、売上高はアナリストの予想した26億8000万ドルを上回る27億2000万ドルだった。Googleはトラフィック獲得コストとして11億5000万ドルを支払っている。

 Googleの売上高の大半は検索広告が占めている。同社はネット広告会社DoubleClickの買収を31億ドルで提案しており、これによりディスプレイ広告の拡充を目指している。ただ、この買収は独禁法の観点からMicrosoftやAT&Tなどの企業が異議の申し立てをしており、米連邦取引委員会(FTC)が買収提案を調査中。さらに、消費者やプライバシー保護団体からも、Googleが消費者のデータをあまりに多く持つことになりプライバシーの懸念が生じる、との訴えが出ている。

 Googleはまた、オフライン広告進出による多角化も進めている。同社のオンライン自動システムは、全米のラジオ局や新聞の広告スペース販売に利用されている。同社は今週も、新聞向けの「Print Ads」プログラムの拡充を行っている。

 Yahooでは、幹部の交代が6月行われており、共同創業者のJerry Yang氏がTerry Semel氏に代わって最高経営責任者(CEO)に就任した。同社はGoogleとの競合で苦戦を続けてきた。

 Nielsen//NetRatingsによると、米国検索市場ではGoogleが52.7%、Yahooが20.2%、そしてMicrosoftが13.3%のシェアを握っているという。調査会社eMarketerの予想では、米国における2007年の広告売上高はGoogleが前年比45%増、Yahooは18%減になるという。一方、Google株価はここ1年で約40%増となっている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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