僕は、ビーガン(卵や乳製品も食べない最も厳格なベジタリアン)以外の人間に対してアレルギーの体質なんだ。じんましんが出る。マジな話、アレルギーの薬を飲んでても、ビーガン以外の人間と一緒に長時間過ごすと、そのあと何日も苦しむことになる。
そう。僕のだ。
フランス語で言えば、「No me gusta(気に入らないの意。本当はスペイン語)」だ。
まぁ、ここ数年は覚醒剤をかなり大量に使ってるけど、それでiPhoneを思いついたかどうかはよくわからない。もしかしたらそうかもしれないけど。
まったくその通り。僕は、裏切りには耐えられない。
えっと、僕は今でもマリファナを吸ってる。覚醒剤の効き方が、角がとれた感じになるから。でも、そうだね、確かに覚醒剤をやると僕はパラノイアになる。クレイジーなセキュリティ対策を導入したりとかね。信じられないかもしれないけど。
どれもありふれた対策だ。虹彩スキャナーに、指紋読み取り装置。でも僕らは、2006年、警備班の人数を倍にして、装備も増強した。以前はスタンガンだったが、今は本物の銃を携帯している。それに、世界初の神経系インプラントもたくさん使ってる。最初は、広報担当者の頭に神経系インプラントを埋め込んだ。だから彼らは、iPhoneのバッテリ寿命についての説明を暗唱できるようになった。Joe Nocera(ニューヨークタイムズ紙のライター)が彼らのことを「ロボット」とコラムに書いてたけれど、あれにはむかついた。ロボットじゃない、サイボーグだ。大きな違いがある。
もっと僕に似ていればよかったのに。そうすれば、代わりに彼をイベントに送り出せた。
そうだな、もうすぐ出版される僕の書いた本には、恐怖がなぜ有効なのか、かなり長い説明がある。それは企業経営手法の新しい分野を切り開くものだ。でもここでは、これ以上は語らない。ヒントを1つあげよう。映画「戦場にかける橋」を見るといい。あの愚かな怠け者のイギリス人が、どうやって橋を築くことができたと思う?考えてみたまえ。なぜか?恐怖があったからだ。鬼のような日本兵が、イギリス兵を脅した。それでイギリス兵は、自分たちの能力をはるかに上回ることを成し遂げた。Appleの従業員も同じだ。おまけに、僕はそうするのが好きなんだ。楽しいよ。
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